元量販店販売員が教える家電選び-低温調理器-

「美味しい!」は調理器具で買えます。

最近、料理できていますか?
毎日献立を考えるのって大変ですよね?ついつい惣菜に手を出しちゃってませんか?
今回は買えば便利!”美味しい”を簡単に味わえる調理家電をご紹介いたします!

とはいえいきなり何十万の家電を並べられても「買えるか!」と声が聞こえてきそうなので
ちょっと試してみたい1万円前後の調理家電を紹介します!

調理器具の名脇役、それが低温調理器

美味しいもの食べたいけど自分であれこれ料理するのはちょっと・・・という方にピッタリです。使い方は簡単。本製品を深めの鍋に取り付けて時間設定をするだけ。なんて楽なんでしょう!食卓のグレードアップができるのでこれからのイベントが多い季節にピッタリの商品です。

実際に私が試した商品はこちら
https://amzn.asia/d/iIYIDqR

Takistar 低温調理器具 真空調理器 スロークッカー コンパクト IPX7防水 レシピ付

では実際に使ってみましょう。画像の銀色部分が熱源で沸騰しないぬるい状態でお肉や料理にじっくり火入れをします。


鍋に水を並々入れて、本商品を鍋にセットタイマーをセットして一度目のアラームで水温が整います。
準備していた食品をフリーザーバックに入れて鍋に入れるだけ。
鍋も汚さないから片付けも楽ちんです。

沸騰しない程度の温度で長時間の湯煎

長時間、低温で調理することで何が良くなるのかというと、例えばお肉。お肉は70度を超える温度で調理すると肉汁が抜けていき、固くパサパサになっていきますが、低温を保ったまま長時間温度を維持できる低温調理器を使えばお肉の柔らかさを保ったままで、まるでレストランの仕上がりがご家庭で味わえます。

・実際にどんな料理が作れるの?

一例を出すと、例えばクリスマスのおかずにもピッタリ「ローストビーフ」です。
大人から子供まで様々な世代に大人気の一品です。惣菜で買うとどうも歯ごたえが悪いし微妙にお値段も高いなんてこともしばしば、とはいえ適当に作ると食中毒が怖いし・・・という難しい料理。
低温調理器を使えば誰でも簡単にハイクオリティなローストビーフが作れます。

作り方をざっくり説明すると
①ブロック肉に塩コショウを振る
②お鍋に水を入れて低温調理器をセット
③低温調理器の温度を60℃、タイマーを2時間にセットしておく
→準備している間に鍋の水を温めてくれます。
④お肉は肉汁を少しでも留めるために焼き目を軽く付ける
⑤フリーザーバックに入れて鍋にセット
そして2時間放置!
⑥できあがったら出てきた肉汁に赤ワインと醤油を加えて鍋で一煮立ちさせることで
ソースも一緒に作れて完成!
最後に冷蔵庫にあったサラダと一緒に盛り付ければ完璧です!

完成したものはこちら!
どうですか?素人が作ったものでもこのクオリティで作れます!

筆者による調理と撮影

他にも
・コンフュ(レバ刺し風)
・蒸し鶏
・温泉卵などなど

筆者による調理と撮影

おかず、おつまみがカンタンに作れます!
低温調理器の良いところは、休日などのちょっとした空き時間に仕込んでおくと、忙しい時に手の混んだ料理が楽しめるというタイムマシン効果です。

商品の選び方

さて良さは伝わりましたでしょうか。少しでも欲しいなと思っていただけたら嬉しいです。
気になる商品の価格ですが、Amazonなどで1万円弱~2万円ほどです。
ではどれを買えば良いのかという点ですが、スペックだけで言えば1万円くらいの価格帯で必要な機能が全て備わっております。作れる量も鍋の容量やフリーザーバックのサイズにもよりますが1人~5人前ほどであれば調理することが可能です。

最低限欲しい機能は下記の3つです。
1・温度を一定に保てる
2・タイマーの調整が1分単位で調整可能
3・最大7時間ほど設定可能
上記のポイントを押さえた商品であればAmazonで1万円位でも充分に必要な機能は揃います。

価格差による違いは?

お手頃価格のモデルのデメリット
・最安値から1万円ほどのものだとデザインが無骨な物が多い
・タイマーの視認性が悪い
・温度の精度が高価格モデルと比較すると悪い
→0.1℃単位の正確性が向上します。仕上がりにこだわりがあれば注意しましょう。
同じ料理を数度調理しまいたが、

差はわかりませんでした・・・

ハイグレードモデルになると
・温度一定の精度が上がる
・タイマーの調整が細かくできる
・抗菌作用が増える
・デザイン性が向上
という特徴があります。

ではどんな方にハイグレードモデルがおすすめかと言うと、プレゼントとしておしゃれなアイテムを送りたいという時や、どうせ買うなら見せる収納をしたい、より直感的な操作が欲しいという方は価格帯を上げて選択肢を増やすことをおすすめします。

ご自分やご家族の調理用なのか、プレゼント用なのかで商品を選ぶと良いでしょう。
ちなみに今回私が購入したモデルは私一人で使用しておりますが、鍋さえ用意できれば3人〜4人家族向けとしても過不足なく使用できるので、自宅用として考えている方におススメです!

最後にどこで買うのがベストか?

はっきり言います。ネットで買いましょう。これはある大型家電量販店の売場です。

筆者による撮影

皆さん気付きましたか?
そうです。圧倒的に種類が少なく、低温調理器は2種類のみしか取り扱いがございません。
ネットで見ればレビューも確認しつつ、何十種類もの中から選べます。
家電量販店などは取引先が限られている為、海外メーカーや極小メーカーのラインナップを揃えるのが苦手です。

決して私は家電量販店を否定したいわけではありません。店頭は店頭で実際に見て、触って、動かしてから購入することができます。店頭にデザイン見本だけでも沢山あれば店頭に足を運ぶメリットも出ますが、今回の低温調理器のような画像で見れば十分検討ができる商品はネットで購入をおススメします。

おかずをもう一品ほしいときやおつまみの調理、さらにはカップルで料理をしてSNS映えした料理に!キッチンに低温調理器があると暮らしがより充実しますよ!

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